ドリルを売るには穴を売れ
と、いう有名なマーケティングの本があります。
超簡単に言えばお店にドリルを買いに来た客は、実は、この客はドリルというモノではなく、穴の空いた板が欲しがっている。
この場合、自分が店員なら、本当に売るべきモノはドリルではなく、穴の空いた板であったり、穴の空いた板が何に使われるか確認して、それ以上に使えるモノをお勧めする事が、ビジネスにおいて重要である。
という商売の原点にして頂点のような考え方を教えてくれる本です。
この考え方を子供と一緒に買い物に行った時、子供が「コレを買って欲しい!」と泣きながらおねだりしてきて困った時(これから経験される方も)に、応用していきたいと思います。
子供は何を欲しがっているのか?
親と買い物に行き、親が必要な物を選んで買っている中で、自分も選んで買い物カゴに入れたいという衝動が生まれてきます。
そんな衝動が高まってきている中で、自分の興味のあるオモチャや、お菓子のコーナーを通った時に、感情が爆発して上記の様なおねだり行動が生じてしまいます。
(もちろんそうではないこともありますが)
もし、「オモチャやお菓子を選んで買って欲しい」というモノよりも、自分で選んで買い物カゴに入れる経験が欲しい。という衝動の方が強い場合
対策として
- 本来買うべき野菜を子供に選んで買い物カゴに入れてもらう。
- 果物の何を買うか選択してもらう。
- 何を食べるか一緒に考えて必要な物を選ぶ。
という経験を体験させてください。
相手が本当に欲しいものは何か?
と、考える事は仕事にも子育てにも通ずるものはあると思います。
モノよりも、買い物したいという経験を欲しがっている場合には有効ですので、是非試してください。
もし、実際にそのオモチャやお菓子を欲しがっている場合には別の機会に投稿させて頂きます。
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