木こりのジレンマ
子育て、特に子供が小さい間は目も離せず、育児に追われてこんな事はしょっちゅうだと思います。育児本には、「数日分の料理の下ごしらえをして冷凍して保管しておけば、楽に1週間過ごせます。」などと、事前の準備を勧めるアドバイスがありますが、毎日の育児に追われてそんな時間はなかなかな無い時もあると思います。
ビジネスで使われる例え話に、
木こりのジレンマという事話があります。ざっくりした話はこうです。
木こりが、頑張って木を切っています。そこに通りがかった旅人が、その様子を見てみると、頑張って斧を振ってるのに、なかなか木が切れていません。
よく見ると木こりの使っている斧が、歯こぼれしていました。旅人は言いました。「斧を研いだほうがいいんじゃないですか?」すると、木こりはこう返事しました。「分かっているんですが、木を切るのに忙しくて、研ぐ暇が無いんです。」
これは目の前の作業や仕事をこなすのに精一杯で、効率良く進めるように工夫する時間や余裕がない」状況を表した例え話です。
ビジネススキル的には、斧を研ぐ作業とは、目の前の仕事を少し止めて
- 改善の仕組み作り
- 情報の収集
- 業務の効率化
などを行い、トータルで仕事を効率よく進めるというものです。ひょっとしたら、「今の自分も刃こぼれした斧で木を頑張って切っている状態なのでは?」と、考えてみる必要があります。
しかし、子供が小さいうちは、目も離せず、正に「目の前の仕事を止めて」という事すら困難な状況です。
そういう意味ではきっちりと斧を研ぐ時間は無いと思われます。
しかし、「頑張って用意すればトータルで時間が有利になる」作業を見極めれて、そこだけ注力すれば少しは毎日の子育てが楽になるかもしれません。
それでも、斧を研ぐ時間が全く無い人におすすめなのが時短家電や時短に使えるサービスです。
乾燥まで全自動で行ってくれる斜めドラム式洗濯機。自動で調理してくれる電気自動調理鍋。
食材を配送してくれる生協などのサービス楽天やAmazon、ヨドバシ.comなどのネット通販を上手に利用して、勝手に斧を研いでもらいましょう。
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